七五三のメイクのポイント
お子さまの成長を祝う大切な七五三では、かわいらしい衣装を着て、華やかな姿でお祝いをします。お子さまにとってもちろん特別な思い出となります。そんな大切な日のお子様のメイクにも気を使いたいところですが、どのように施すべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
七五三のメイクは、お子さまの年齢や肌の状態に合わせる必要があります。そのためにお子さまの肌に優しいメイクアイテム選び、過度な化粧を避けるなどの配慮が大切です。七五三のメイクは、あくまでお子さまらしさを引き立てることを優先にしましょう。
七五三で女の子はメイクするの?

冒頭でもご紹介したとおり、七五三のお参り当日、女の子がメイクを施すことは一般的であり、華やかな衣装との相性のためにも大切です。七五三の衣装は豪華で美しいデザインが多いため、メイクをしないと衣装の魅力が際立ちすぎて、顔がぼやけてしまうこともあるからです。
特に写真撮影が多い七五三では、思い出に残る素敵な瞬間を残すためにも、メイクは重要な役割を果たします。
子どもの成長を記録する一生の記念日だからこそ、可愛らしい姿をしっかりと残すためにも、ほんの少しのメイクを加えることで、お子さまの表情が明るく、元気に映り、素敵な写真を撮ることができます。
三歳と七歳とではそれぞれの年齢によってメイクのポイントも異なりますので、年齢に応じた最適なメイクを施すことが大切です。
七五三でのメイクのポイント
*三歳の場合

3歳のお子さまのメイクは、自然な可愛らしさを引き出すナチュラルな仕上がりがポイントです。みずみずしい肌やあどけない表情を活かすため、ベースメイクや口紅、チークは薄めに仕上げるのがおすすめです。特にチークでほんのり血色感をプラスすることで、お子さま本来の魅力を引き立てることができます。
やりすぎないナチュラルメイクを心がけることで、3歳の無垢で可愛い表情を最大限に活かせる仕上がりが叶います。お子さまのメイクに迷った際は、自然な美しさを大切にしたスタイルを意識してみてください。
●ベースメイク
3歳のお子さまの場合、下地クリームやファンデーションは必要ありません。お手入れの際は、フェイスパウダーやおしろいを使い、大きなブラシでクルクルと円を描くように軽くつけてあげるだけで、ふんわりとしたサラサラ肌に仕上がります。
デリケートなお子さまの肌には、石鹸で簡単に洗い流せる低刺激タイプのフェイスパウダーを選ぶと安心です。また、自然な仕上がりを目指すには、お子さまの肌色に合わせたカラーや透明タイプを選ぶことがおすすめです。
●口紅
お子さまの唇を乾燥や荒れから守るためには、まずは保湿から。口紅を塗る前にワセリンを薄く塗ることで、唇の潤いを保ちながら、口紅の発色もきれいに仕上がります。また、口紅の色選びはチークと同系色にすると、顔全体のバランスがとれて自然な印象になります。
お子さまの小さな唇には、細めのリップブラシを使うのがおすすめ。ブラシを使うことで、より均一に、丁寧に塗ることができます。そして、口紅を塗った後はティッシュで軽く押さえる「塗る→押さえる」を2回繰り返すことで、ベタつきを抑えながらナチュラルな仕上がりを目指せます。
3歳くらいのお子さまは、口紅の感触や香りが気になって舐めてしまうお子さんもいるから無香料で低刺激、さらに万が一口に入っても安心な成分を使用した口紅を選ぶことが大切です。
*七歳の場合

7歳くらいになると、メイクやおしゃれに対する興味が高まり、個性や好みがはっきりしてくる大切な時期です。この年齢のメイクも3歳のときと同様に濃くなりすぎないよう注意が必要です。
しかし、特別な衣装に合わせたアイシャドウを少し取り入れることで、ほんのり大人っぽい雰囲気を演出もできます。お子さまが主役のイベントなので、ぜひ本人の希望を取り入れてみるのもよいかもしれません。メイクをとおしておしゃれの楽しさや自分らしさを見つけるきっかけを作ることができます。このように、お子さまの成長に合わせたメイクの工夫は、記念となる瞬間をより輝かせる手助けとなります。
●ベースメイク
7歳のお子さまのお肌も3歳の頃と同様にきれいな素肌なので、その美しい肌を活かして、ナチュラルな仕上がりを目指しましょう。お子さまの肌の色に合ったフェイスパウダーやおしろいを選び、大きめの柔らかいブラシで優しくつけることで、肌に負担をかけずに自然な美しさを引き出せます。お子さまの自然な美しさを引き立てましょう。
●アイメイク
アイシャドウを上手に使うことで、少し大人っぽく洗練された雰囲気に仕上がります。アイシャドウの色選びは、衣装や髪飾りの色味と調和するものを選ぶのがポイントです。特に7歳の女の子には、ピンクや水色、オレンジ、黄色といった明るくかわいらしい色がよく似合います。使い方のコツとしては、まぶた全体に広げるのではなく、目尻にアクセントとして少量を乗せる方法がおすすめです。こうすることで、目元に自然な華やかさが加わり、写真撮影時に目線を外したポーズでもさりげないアクセントとして映えます。
●口紅
7歳のお子さまのメイクに使う口紅は、衣装の色味に合わせて選ぶことがポイントです。赤やピンク、オレンジなど、カラーごとに異なる印象を与えるため、衣装とのコーディネートを考慮することで、より魅力的な仕上がりになります。
例えば、赤は華やかでクラシカルな印象を、ピンクは可愛らしく優しい印象を、オレンジは元気で明るい印象を与えます。衣装と口紅の色味をうまく組み合わせることで、トータルバランスの取れたコーディネートが完成します。
チークは、口紅の色を選んでから決める方が失敗しません。口紅の色に合わせたピンク系かオレンジ系のチークを頬の1番高い部分に自然に見えるように乗せてあげましょう。
まとめ
今回は七五三のメイクについてご紹介させていただきした。3歳のお子さまには、かわいらしさを引き立てるナチュラルメイクがぴったり。一方、7歳のお子さまには、少しだけ大人っぽさを少し意識した華やかなメイクがおすすめです。
七五三は、お子さまの成長を祝う大切な節目であり、一生の思い出に残る特別な日です。せっかくの機会だからこそ、お子さまの魅力を最大限に引き出すメイクで、より素敵になるように仕上げてあげましょう。
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