七五三の参拝は神社?それともお寺?
七五三のお詣りに行く際、どの神社やお寺を選ぶべきか迷うこともありますよね。一般的には、住んでいる地域の氏神様が祀られている神社にお参りすることが多いといわれてますが、実はお寺でも七五三の祈祷を受けられるところが多数存在します。
特に、地域密着型の神社やお寺では、七五三に特化した特別な祈祷を提供しており、子どもの成長を祝う大切な儀式を執り行うことができます。神社では、神道に基づいたお祓いやお祝いの儀式が行われ、お寺では仏教的な観点からの祈願が行われるため、それぞれの文化に触れることができるのも魅力の一つです。七五三の祈祷をどこで受けるかは、家庭の信仰や考え方によってさまざまなようです。
七五三はお寺と神社、どちらを選ぶ?

お寺と神社、どちらを選ぶ?
七五三のお参りをお寺と神社のどちらにすべきか迷う方も多いですが、決まったルールはありません。お寺では仏様やご先祖様が子どもの成長を見守り、神社では氏神様が子どもを守ってくれます。重要なのは、子どもが無事に成長したことへの感謝の気持ちを伝えに、心から参拝できる場所を選ぶことです。
参拝場所としては、自宅の近くにあるお寺や神社、または家族に縁がある場所を選ぶのが理想的です。七五三は子どもが主役の行事ですから、子どもにとって参拝が負担にならない場所を選ぶことが大切です。たとえば、長距離の移動が必要な場所や、急な階段があるような参拝地は、子どもにとって大きな負担になります。そんな場合は、より参拝しやすい場所を選んだほうがよいでしょう。
参拝において最も大切なのは、子どもが笑顔で感謝の気持ちを伝えられることです。どこにお参りするかよりも、その場でしっかりと感謝を伝え、家族で喜びを分かち合うことが、七五三の一番の意味と言えるのではないでしょうか。。
お寺と神社ではお参り方法が違う?
七五三の参拝のとき、お寺と神社では参拝方法が少し違います。一般的な参拝方法をご紹介します。
●お寺の場合
お寺に参拝する際の作法は、心を落ち着け、礼儀正しく行動することが大切です。まず、山門の前で一礼と合掌をし、静かに敷地内に入ります。その後、手水舎で清めの儀式を行いましょう。手水舎での手順は以下の通りです。
①右手で柄杓を持ち、少量の水を汲んで左手にかけます。
②左手に柄杓を持ち替え、右手を清めます。
③右手で柄杓を持ち、左手に水を注ぎ、口を清めます(柄杓に少し水を残します)。
④柄杓を立て、残った水を柄に流し、全体を清めます。
香炉がある場合、献灯や献香を行い、煙で身を清めます。おさい銭を入れる際は、合掌し一礼するのが一般的ですが、宗派や地域によって異なることがあります。静けさと敬意を持って、お寺での参拝を心地よく行いましょう。
●神社の場合
神社を参拝する際の作法についてご紹介します。
まず、神社に入る際は鳥居の前で一礼をし、神聖な空間への敬意を表します。参道の中央は神様が通る場所とされているため、必ず端を歩くようにしましょう。手水舎がある場合は、手と口を清めるため、お寺同様の作法に従って水を使います。
神前に到着したら、まず一礼をし、おさい銭をお供えします。その後、鈴を鳴らし、「二礼二拍手一礼」の作法を守りましょう。お寺と異なり、神社では二回拍手をすることが一般的です。
参拝を終えた後は、帰り道も参道の端を歩き、鳥居の前で振り返り、最後に一礼をして、神様に感謝の気持ちを伝えます。
お寺や神社によって多少作法が異なる場合がありますので、心配な場合は参拝前に確認しておきましょう。
まとめ

今回、ご紹介させていただいたように、七五三の参拝先は神社でもお寺でも選ぶことができます。どちらを選ぶかは、自宅からの距離やご家族の意見を参考にしながら決めてもよいでしょう。
神社では、七五三に特化した祈祷を行っていることが多く、伝統的な雰囲気を楽しめます。一方、お寺でのご祈祷も一つの選択肢。もしお気に入りのお寺があれば、七五三の儀式を受け付けているかどうかを確認してみるといいですね。どちらの場所でも、お子様の健やかな成長を願う大切な儀式として、心を込めてお参りしましょう。
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